心配しなくてもだいじょうぶ 死ぬまで生きる!ringonomiganarukiの日記

前向きな日もそうじゃない日も、何か一つ喜びを☆

人は同時に二つの場所にいられない

おはようございます。

今日も無事「起こしてme」のお陰で、起きられました。今日のラッキーカラーはらしいです。

毎日、仕事のことについて考えていますが…。その時に思い出すのが学生の頃の先生の「今、あなたたちはここの教室にいるでしょ?同時に他の場所にいることはできないんですよ」という言葉。当たり前だけど、深い。

だからこそ、どこで、誰と何をするか…よく考えなさいと。

 

母に癌がみつかり、「来年は…」と考えるようになった。当たり前だった、毎日がガラッと変わった。

父の急死で、「人の明日はわからないんだ」と知ったはずなのに、またあらためて痛感した。

 

当たり前に仕事をしていた。

朝8:30に家を出て、就業19:10分。家に帰りつくのは20時。

「あれ?私仕事のために12時間近くも外にいるの?」と気づいた時、なんだか虚しくなった。給料がものすごくいい訳でもないし…。

二年前、母の抗がん剤治療など始まり、どんどん物が食べられなくなり、痩せて、体力も落ちていく、水すら飲んでも吐く…

そんな時が続くと「仕事のために12時間も母の側を離れて何をしているんだ!」という気持ちが強くなった。

 

今は抗がん剤治療もしていないので、何でも食べられるけれど、先月の腎腫瘍部切除の手術後、体力も気力も落ちて、ちょっと元気のない母を見ていると、「何よりも、母との時間を優先したい」と思う。

 

仕事探しも、「それだけはゆずれない」と「終業は4時」(この時間が夜ご飯を一緒に作れる、ギリギリのところだろう勤務場所にもよるけれど…)

自分の介護と仕事の両立を考えて「6時間以内」という希望で探している。

 

派遣会社というのはフル勤務の募集が多く、条件が合わない。なので、アルバイトにも応募してみたけれど、不採用となる。

「子育て応援!お子様の急な発熱や、学校行事にも対応します!」というようなうたい文句の求人はあっても、「介護応援!親御さんの急な発熱、体調不良、通院にも対応します!」という求人はない。なぜだろうか…。こんなに高齢化社会で、「介護離職を減らす」なんて言っているのに。

今までなんとも思ってなかったけれど、当事者になると不思議だなぁ…と思う。

今までやってきた仕事を活かして…なんていうのは無理なのか…。

また一から新しいことを覚えるしかないのか…

 

母との時間をめいいっぱい取れる仕事、そして家から近いところ、そんな仕事をあきらめずに探して、なるべくなら「仕方ない…」ということは減らしていきたい。

それは私の為でもあるし、母の為でもあるのかな。

私が、無理して心身を壊したら、それは母にも害を及ぼすだろうから。

 

大人になっても、私は実家にいたので、家事を母がしてくれていた。

帰ったらご飯ができていて、洗濯も直すだけでよかった。

今、その恩返しをしている気持ちです。

毎日の献立を考える事、ごみを出すこと、家の掃除をすること…それを仕事をしながら数十年してきてくれたことに感謝しつつ。

さて、朝ごはんなんにしよう(苦笑)

母と私の健康の為に、この本が気になっているところです。

お味噌汁を変えるだけで、健康になれるならいいなぁ。

 

医者が考案した「長生きみそ汁」

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