心配しなくてもだいじょうぶ 死ぬまで生きる!ringonomiganarukiの日記

前向きな日もそうじゃない日も、何か一つ喜びを☆

小豆カイロ完成&フラッシュバックの話

完成です♪キレと小豆が余ったので、小さいのもおまけに作ってみました。

母のお腹に乗せていたら、気持ちよくなって、寝てしまいました(苦笑)痛みも、だんだんよくなるといいなぁ。

そして、さらに小豆があまっているので、明日はなんのお祝いでもないけど赤飯を炊く予定です。

数年前に思い切って買った、活力鍋の出番です。

活力鍋は、玄米を炊きたくて買ったものの、お鍋にひっつくのであまり炊かずじまい。もっぱら、鶏の手羽先と大根を煮るのに一番よく使っている気がします。あっという間に大根もすーっと箸が通るくらい柔らかくなるし、鶏も身離れがいいし、お気に入りです。

突然やってきたフラッシュバック

話は変わって、数日前の夜。

突然のフラッシュバックで、辛かった。

鬱になった時の原因となった、担当部署内での人間関係のいざこざ、そのとき周りが敵だらけで、「本当は味方してあげたいけど、そうすると私の立場が悪くなる」と傍観者でいた人たちのこと…。

私は学生時代いじめにあった経験がなかっただけに、「いじめとはこういうことなのか…」と感じた。集団となると、太刀打ちできない。私がいくら正しいことを言っても、多勢に無勢という感じ。人数の多いほうが強い。

自分たちを正当化し、責任を全部私に押し付け被害者の顔をしていた人たち。

先日ドラマで、「パワハラは上司から部下だけでなく、部下から上司にもあてはまるんです!」と弁護士が言うシーンがあって、「それだったら、私訴えたら勝てたかも(苦笑)」と思ってしまった。

私は、立場が上だったので我慢ばかりしたし、孤独だった。

休職前に、医務室で人事の人と産業医との面談があった時に

「なんで、こうなる前に、上司に相談しなかったんですか?」と人事に逆に責められた。

驚きと怒りのあまり、声を出せずにいる私を察したのか、産業医の先生はすかさず「それができなかったから、こういうことになっているんです!」と

産業医の言うように相談できる上司だったら、私も病んだりはしない。

 

数年後、私が病み休職した直後に、病んだ後輩にばったり会って

「りんごさんがお休みされてから地獄でした。自分たちのやってきたことは棚にあげて、全部りんごさんのせいにして、ずっと自分たちは悪くないって言ってて。それって、後ろめたいからですよね。私悔しくて。でも私も何もできずにすみませんでした。」と言葉をかけられた。

もう一人の病んだ後輩は「りんごさんは、結構きついこと言われてましたけど、なんで笑っていられたんですか?平常心でいられたんですか?」と聞いてきたことがある。

「プライドかな…。負けたくなかったし。でも、ボロボロだったよ(苦笑)」と返した。

父が幼いころから、「泣くな」「弱音を吐くな」「人に弱みをみせるな」「つねに堂々としていなさい」「人に頼るな」と言われて育った。一人っ子なので、余計に厳しくしつけられたのかもしれない。

でも、その言葉が最後は私を追い詰めた。

「もっと、頑張らなくては」「こんなことで弱音を吐いてはいけない」「負けてはいけない」「強くあらねば」…そんなことを常に思っていた。

泣きながら帰っていたくせに…。職場で頑張っていた分反動が大きかったのかもしれない。

 

休職後私は異動となった。

隣の部署の女性にその後あった時に

「皆で言ってたんですよ!異動させるのりんごさんじゃなくて別のひとでしょ!って。解ってますから。ちゃんと!おかしいのは誰なのか」そう言われて報われた気がした。

当時、彼女に相談していたら何か変わったのかもしれない。

でも、鬱症状がでていた私は「誰にもわかってもらえない」「自分でがんばるしかない」そう思い込んでいた。

 

二度目の休職後、リワークプログラム(復職プログラム)のある病院へ転院した。

リワークで教わったことは、「自分で心身の変化に早目に気づきましょう」ということや、「自分なりの対処法を持っておきましょう」ということなど。(本当はもっとたくさんあるのですが…)

私の場合だと「胃痛・頭痛・背部痛・イライラ・悲しい・泣く・食欲がなくなる・何もしたくない・耳がこもる・顎関節症が悪化する」という感じ。こういうサインを見逃さないようにしつつ、早目にケアをしていくということを大事にしている。

そして、まだ実践してないけれど「周りを巻き込む」ということ。

自分一人で何かを抱えず、大騒ぎして、周りを巻き込んで困った時は乗り越えようということ。

多分、今こうやって「仕事で鬱が出ていた時のこと」を思い出すこと、対処法を思い出すことで、次に仕事に就いた時の予習をしているんだと思う。

まだ、思い出すと辛い。もう6年くらいたったのに…。

でも、リワークでの臨床心理士の先生方との出会い、他の参加者の方々との出会い、そこで学んだことは、私にとって糧となった。新しい物の見方もできるようになった。

 

正直、仕事に就くのは怖い。そこで出会う人も怖い。うつ病になる前には、こんなことなかった。新しいことはワクワクしたし、「どんな人に出会えるんだろう!」と楽しみでもあった。

今は半々くらいの気持ち。

失った自信は自分で取り戻すしかない。新しい経験で上書きしていくしかない。

…と思っているけれど、他にも何か方法はあるのかも(苦笑)

「〇〇しかない」という思考の癖も私の悪い癖。

なので、そのあとに、「でも、〇〇かも?」と付けるように心がけている今日この頃です。

 「怖い怖い」と思っていると、引き寄せそうなので

「今度の職場は、きっと良い人ばかりで、私は幸せ。心配しなくて大丈夫!」と思い直してみたりもします。

母の言うように「考えてどうにもならないことは考えない」で、今晩は、「言いまつがい」でも読んで、大笑いして眠りにつこう。マイスリー睡眠導入剤)飲んで(苦笑)