『いのち あきらめない』(葉祥明)
寒くなるにつれて、ますます朝が辛い。まぶたが重くて重くて、目をあけようとしても開かない。
今日も、3度くらい起きようとしてくじけて、起きたら9時20分だった。
こんなことで仕事に行けるのだろうか(苦笑)
5年前うつ病になった時、泣くか寝るか…みたいな生活をしていた。テレビも見られない、本も読みたくない、出かける気力もない…。何もしたくない。そんな毎日だったので、あまり記憶もない。断片的に思い出せる…という感覚。
そんな時に、親友が本を贈ってくれた。
「本を読む気にはなれないかもしれないけれど…」とメッセージとともに。
一冊は、以前にも書いた『ホワイトウルフの教え』(葉祥明)
ringonomiganaruki.hatenablog.com
そして、もう一冊は今日のタイトルの
『いのち あきらめない』(葉祥明)
「えー!!私そんなに重症だと思われてるの?!命をあきらめそうなくらい、鬱症状がひどいと思われてるの?!(苦笑)」とちょっと、久しぶりに当時笑った記憶がある。
すぐには、読めなかったけれど休職中、お薬も効きだして少し落ち着いてきたころ読んで、心に残ったのは
どうにもこうにもならなくなったら
生きやすい所に
移ればよい。
それは逃げじゃない。
緊急の避難だ。
そして、
再び元気が出てくるのを
待てばよい。
職場を逃げるようにして、休職し、異動することが決まっていた私にはとても響いた。
とにかく、命が一番大事だということを、一言一言友達に一生懸命伝えようとするように書かれている感じ。
とにかく、休んででも逃げてでも、生きぬきなさい!と。
今、そんなに一生懸命に生きてはいないけれど、日々何気ないこと…
例えば、ご飯がおいしいとか、お天気で嬉しいとか、母が笑っているとか…
そんなことが幸せに感じる。生きてて、生かされていて有難いなぁと。
なので、もう少し人のお役にたてることをしたいなぁとも思う。
生きていると、色んなことをあきらめなくてはならないことがある。
諦めた方がいいこともある。
でも、生きること、いのちはあきらめないでいれば、またそこから道はつながる。
きっと。
明日は、今日の続きではないから。いつからでも、やり直しできる、そのための「明日」だと思うから。
それに、「明日」って「明るい日」って書くんだなぁと今気づく。
明日が明るい日になりますように☆
今日も、読んでくださってありがとうございます。感謝です。